登米市の初任給誤算定、職員処分へ 市長「公表すべきだった」

登米市役所

 宮城県登米市が職員の初任給を誤って算定した問題で、登米市の熊谷盛広市長は1日、関わった職員を処分する方針を明らかにした。経過や事実関係を再検証した後、早期に公表するとしている。

 同日の定例記者会見で、熊谷市長は「(2015年度から)6年間、初任給の算定に誤りがあることに気付けなかった。(誤支給された)15人の職員に迷惑を掛けてしまい申し訳ない」と謝罪した。

 昨年11月に誤算定に気付いた市職員からの内部通報を精査せず「事実がない」と判断し受理しなかったことについては「重く受け止め、今後同じようなことがないようにしたい」と述べた上で「原因を調査した上で関わった職員を処分する」と明言した。

 市は当初、「組織内の処遇の問題」として公表しなかった。熊谷市長は「公益通報を受理しなかったことを含め、公表すべきだったと考えている」と対応の誤りを認めた。

 市が初任給の算定を誤った15人のうち、9人が基準を下回り、累計954万円が過小に支払われた。6人は逆に高く設定され、差額は計135万円だった。

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