給与規定改ざんのNPO、事務局長を懲戒解雇 大河原町長「混乱招き申し訳ない」

大河原町役場

 宮城県大河原町のNPO法人「大河原町スポーツ振興アカデミー」の管理職男性2人が職員給与規定を改ざんするなどした問題で、町と町教委は1日の町議会全員協議会で、改ざんに関与して不正に時間外勤務手当を受給した事務局長が今月15日付で法人を懲戒解雇となることを明らかにした。

 法人が町に提出した報告などによると、法人の遠藤誠二理事長は理事会で任期の来年3月まで続投となったものの、自身の監督責任を認め、後任など新たな体制が整い次第、辞任する意向を示した。

 改ざんに関わった事務局長と既に退職した元業務管理課長は時間外手当を不正に受給し、金額は事務局長が2018~20年度分の164万円、課長は18、19両年度分の136万円で計300万円に上った。2人は不正受給分を返還している。

 このほか、事務局長は規定がないのに独断で昇給額を決めて割り増し給与など計277万円を受給していた。法人などは適正な昇給額を精査し、不正分の返還を求める方針。

 法人は町教委から町総合体育館の運営を委託されている。斎清志町長は「このような混乱を招き、申し訳ない。今回の不正は地域に与えた衝撃も大きい」と陳謝した。

 町は再発防止策として、委託先の決算報告書などの確認を強化する。

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