救援陣踏ん張れず 東北楽天連敗

9回西武1死満塁、川越に押し出しの四球を与え、悔しがる東北楽天2番手の宋家豪(高橋諒撮影)

 東北楽天は救援陣が誤算で2連敗。

 4-4の九回、2番手宋家豪が1死満塁から呉念庭の適時打で勝ち越され、川越に押し出し四球を与えて降板。3番手森原は岸に2点打を浴びた。先発田中将は8回4失点と粘りを欠いた。打線は2-4の八回に岡島の2点打で追い付いたが、反撃もここまでだった。

 西武は2連勝。先発松本が6回2失点にまとめ、3番手森脇が2勝目。

▽勝 森脇31試合2勝
▽敗 宋家豪45試合1勝3敗2S
▽本塁打 川越5号(1)(田中将)

反撃の機運に水差す

 4-4に追い付いた直後の九回、東北楽天は救援陣が4失点と炎上した。けがで離脱した松井に代わって守護神を担う宋家豪が踏ん張れず、火消しを託された森原も精彩を欠いた。引き分け以上の結果に持ち込める展開だっただけに痛い敗戦だ。

 西武打線の勢いにのみ込まれた。九回は2安打と四球で1死満塁とされ、打席には呉念庭。宋家豪が2ストライクから投げた外角直球を中前へはじき返され、勝ち越しを許した。ボール球で誘う余裕があっただけに、石井監督は「ストライクを投げるのは不注意。カウントの役割を明確に持った投球ができていれば違った結果になった」と唇をかんだ。

 続く川越にフルカウントから押し出し四球を与えて降板。抑えに配置転換されてから早くも2敗目を喫した。森原もピリッとせず、2死満塁で岸に中前へ2点打を浴びた。八回に岡島が2点打を放って試合を振り出しに戻した直後の大量失点は、高まる反撃の機運に水を差した。

 首位オリックスと2位ロッテがそろって競り勝ち、オリックスは4・5、ロッテとは3ゲーム差に広がった。石井監督は「明日と明後日ということでいえば勝ち越しのチャンスがある。今日のことは反省し、しっかりした野球ができればいい」と口元を結んだ。
(佐々木智也)

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