台風19号 みなし仮設に66世帯160人 角田市、退去済みは4割

角田市役所

 宮城県角田市は、2019年10月の東日本台風(台風19号)で自宅が被災し、賃貸住宅を借り上げた「みなし仮設住宅」の入居者が、8月末現在で66世帯160人いることを明らかにした。本年度末ごろまでに全世帯が入居期限を迎える見通し。市は住宅再建の意向調査を続け、必要に応じて支援を検討する。

 8月31日の黒須貫市長の定例記者会見で入居状況が示された。被災後に市内の109世帯272人がみなし仮設住宅に移った。このうち自宅の新築や修繕、賃貸などで既に退去した世帯は約4割にとどまる。

 市では災害公営住宅を建設せず、原則2年間とされる入居期限は延長されない。自宅の再建方法が定まっていない世帯もあるとみられ、黒須市長は「定期的に意向調査し、相談に乗れるようにしている。生活再建を見据え、できることに対応したい」と述べた。

 市内の住宅被害は全壊13件、大規模半壊144件、半壊660件など。プレハブ仮設住宅は建設されていない。

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