東北楽天、打線が奮起 連敗ストップ

3回東北楽天2死一、三塁、右前適時打を放ち、ガッツポーズをする茂木(高橋諒撮影)

 東北楽天は13安打8得点で打ち勝ち、連敗を2で止めた。

 打線は0-1の三回、山崎剛、辰己の連続適時打などで一挙5点を奪って逆転。四回は鈴木大の2点打、五回は小深田の犠飛で着実に加点した。先発岸は6回3失点の粘投で7勝目。九回途中から救援した5番手酒居がプロ初セーブ。

 西武は先発今井が四回途中7失点と乱れ、連勝が2で止まった。

▽勝 岸18試合7勝7敗
▽S 酒居41試合3勝1敗1S
▽敗 今井18試合6勝5敗
▽本塁打 山川17号(2)(牧田)

一丸の攻撃で浅村の穴埋める

 東北楽天は一丸の攻撃で主砲の穴を埋めた。コンディション不良で浅村が東北楽天移籍後初めて先発を外れ、選手たちは奮起した。0-1の三回に西武の先発今井から一挙5点の猛攻を見せた。前夜は九回まで競って敗れただけに、石井監督は「今日は絶対に勝たないといけないゲーム。(三回は)各自が集中できたイニングだった」とたたえた。

 三回に口火を切ったのは、浅村に代わって二塁手で先発した9番山崎剛。1死二塁から「意地でも打ってやろう」と右越え二塁打で同点とした。続くチャンスで辰己、茂木、鈴木大も真ん中付近の甘い球を逃さず適時打で畳み掛け、5点目はオコエが冷静に押し出し四球を選んで挙げた。

 浅村は七回に代打で出場。完全休養が必要なほどの状態ではなさそうだ。石井監督は「試合から離れると試合勘が(鈍るのが)怖い。適度な間隔を逃さず、いいところでスタートさせたい」と説明する。4番に入り3安打1打点だった主将の茂木は「浅村さんが万全に戻ってくるまで必死に頑張る」と誓う。

 シーズンは残り40試合を切った。ヒーローインタビューを受けた辰己は「誰かが駄目でも誰かがカバーすれば勝利に近づけると思う」と全員野球を強調した。
(佐々木智也)

7勝目を挙げた東北楽天の岸
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