宮城県松島町の初原地区にある町健康館デイサービスセンターは、JR東北線の旧松島駅舎だ。木造平屋で膨らみのある三角屋根が当時の姿をしのばせる。
かつて東北線の利府-品井沼駅間は山側を抜けるルートだった。旧駅舎周辺には商店や映画館、ホテルが立ち並んでいたという。
近くの会社員山村広勝さん(78)は「列車に乗るのが小さな頃の楽しみだった。汽車は急な坂を苦労して上っていた」と振り返る。
海沿いを走る現在のルートは、急勾配を避けて輸送力を増強するため1944(昭和19)年に開業。山側ルートは62年、現在の松島駅の誕生を機に廃止された。
旧駅舎は町国民健康保険診療所などとして使われた後、町が内部を改装し、健康館とした。施設の裏にあった線路の跡地は道路として使われている。
運営管理者の富樫美恵子さん(58)は「センター利用者は70~90代で駅舎を使っていた人も多い。年に何人かの鉄道ファンが写真を撮影しに来る」と話す。駅は廃止後もかつてのように人が集まる拠点となっている。(高橋公彦)
[メモ]JR東北線の山側ルートは1890年に開業した。旧松島駅舎は明治初期ごろに建設されたとされる。松島町健康館デイサービスセンターは新型コロナウイルス感染拡大を受け、施設内部の見学を受け入れていない。松島町初原岩清水1の1。
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