抗体カクテル療法センターが運用開始 仙台の宿泊療養施設に設置

 宮城県は6日、新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐ効果が期待される「抗体カクテル療法」を行う拠点を仙台市中心部の宿泊療養施設に設け、運用を始めた。重症者を減らし、限りある病床を効率的に活用するのが狙い。

運用開始を前に、抗体カクテル療法の手順を確認する看護師ら

 「県抗体カクテル療法センター」は、宿泊療養施設のアパホテル仙台駅北(宮城野区)の2階に設置した。医師2人、看護師3人、薬剤師1人が従事。8台のベッドを置き、1日2回転、最大16人を治療できる。
 コロナ患者の入院や療養先を決める県の医療調整本部が(1)発症後7日以内(2)重症化リスクがある(3)酸素投与が不要―といった条件に該当する対象者を選定。
 同意した患者は当日、「カシリビマブ」と「イムデビマブ」の2種類の薬剤を同時に点滴投与してもらう。治療は約30分間で、1時間経過観察する。治療後は同施設で療養する。
 初日の治療対象は6人だった。センター長の石岡千加史東北大病院副病院長は「センターに集約して治療することで、各医療機関の負担も軽減できる」と説明した。

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