東北楽天、2試合連続零封勝ち 則本昂が3年ぶり完封

日本ハム打線を3安打完封した東北楽天・則本昂

 東北楽天は2試合連続の零封勝ち。

 先発則本昂は序盤から危なげない投球を続け、9回を3安打に抑える完封で9勝目を挙げた。打線は三回、島内の2点二塁打で先制。五回は茂木の適時打で1点を加え、六回は岡島のソロで突き放した。

 日本ハムは2連敗。先発バーヘイゲンが6回4失点と試合をつくれなかった。

▽勝 則本昂17試合9勝5敗
▽敗 バーヘイゲン15試合3勝7敗
▽本塁打 岡島8号(1)(バーヘイゲン)

圧倒11k、三塁踏ませず

 最後まで力のある直球で押した。東北楽天の則本昂は九回2死、西川を152キロの外角直球で空振り三振に仕留めると、歓喜の雄たけびを上げた。三塁すら踏ませない快投で3年ぶりの完封勝利。ヒーローインタビューで「本当にうれしい」と充実感をにじませた。

 決め球の直球がさえわたった。右腕の真骨頂である奪三振は今季最多の11個。このうち10個を直球で奪い、打者の手が全く出ず見逃す場面が目立った。相手打線が縦の変化球をマークしていると察知すると、「それを見せ球にして真っすぐを生かせた」としたたかさも光った。

 後半戦は登板2試合で10回2/3を投げて防御率6・79と安定感を欠いていた。ふがいない投球が続き、石井監督は「今日はノリ(則本)の番。チームの中での存在感を出す時だと思う」と奮起を期待していた。

 最後までマウンドに立ち続け、今季チーム最多の9勝目をもぎ取った。右腕は「情けない投球でチームに迷惑を掛けていた。完封という最高の結果になった」と自信を取り戻した様子だ。

 投打がかみ合う理想的な試合運びで、チームは2カード連続で勝ち越し。10日から敵地で始まる首位ロッテとの3連戦に大きな弾みがついた。
(佐々木智也)

6回、本塁打を放ち、ナインに迎えられる東北楽天・岡島
河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る