東北楽天連勝止まる 田中8回2失点も白星遠く

8回2失点と力投した東北楽天・田中将

 東北楽天はサヨナラ負けで連勝が2で止まった。

 2-2の九回、2番手酒居がレアードにこの日2本目となる22号ソロを浴びた。先発田中将は8回2失点。二回にレアードに先制ソロを許すなど序盤に2点を奪われたものの、四回以降は1安打に抑えた。打線は0-2の五回に1点を返し、六回は山崎剛のソロで追い付いた。

 ロッテは2連勝。先発佐々木朗が8回2失点、9奪三振と力投した。2番手益田が今季初勝利。

▽勝 益田53試合1勝4敗31S
▽敗 酒居42試合3勝2敗1S
▽本塁打 レアード21号(1)(田中将)22号(1)(酒居)山崎剛1号(1)(佐々木朗)

佐々木朗との投げ合い、譲らず

 2-2の九回、東北楽天の2番手酒居は6球で2死を奪い、打席には先制弾を放っているレアードを迎えた。1ストライクから投じたスライダーは浮いた。助っ人のバットから放たれた打球は左翼席中段に突き刺さり、試合は決した。痛恨の一発を浴びた右腕は「次は抑えられるように頑張ります」と声を絞り出した。

 松井の負傷離脱で抑え不在の苦境の中、酒居に九回を託した石井監督は「最後に投げている投手がやられるのは仕方がない」とかばった。これで首位ロッテに7連敗。ゲーム差は3に開いた。

 カード初戦を任された先発田中将は奮闘した。佐々木朗との投げ合いは八回まで互いに譲らなかった。背番号18は「2安打で八回まで投げて、すごくいい投球をされた」と相手をたたえた。

 自身の内容には「がたがたっといきそうなところを立て直し、深いイニングまで投げることはできた」と振り返った。確かに、四回以降は150キロ近い直球やスライダー、スプリットなどを巧みに操り、今季屈指の投球だった。だが、二回に5試合連続被弾を許すなど、序盤に失点を重ね、試合の主導権を引き寄せる投球だったとは言いがたい。

 リーグ戦はもう終盤。圧倒的な力でチームを鼓舞した8年前の姿をもう一度見せてほしい。
(関俊哉)

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