村井宮城知事は「独断専行」? 側近の両副知事に県議が質問

村井嘉浩氏

 任期満了(11月20日)に伴う知事選に5選を目指して立候補する村井嘉浩知事の県政運営は「独断専行」か否か。10日の県議会9月定例会一般質問で、側近の副知事2人が見解を求められる場面があった。

 庄田圭佑氏(自民党・県民会議)は、宿泊税や県美術館移転の撤回などを念頭に「独断専行、ワンマンという厳しい声が届く。周りをイエスマンで固めてはいけない」と指摘。両副知事に「知事をいさめたシーンはあるか」と水を向けた。

 佐野好昭副知事は「ここでは申し上げにくい」と苦笑し、「知事に正確な判断材料を上げ、しっかり議論する場を設けるよう努力してきた」と説明。遠藤信哉副知事も「知事が執行部に相談するときは必ず『こう考えているが、どうだろうか』であり、『こうしてくれ』ではない」と知事のフォローに徹した。

 うなずきながら耳を傾けた村井知事は「風通しはいいのではないか。一方的に何もかも決めているわけではない」と付け加えた。

 庄田氏は「村井県政は腐敗していない」と評価したが、県政野党会派のある議員は「県民や当事者の声は本当に届いているのか」と疑問を投げ掛けた。

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