国軍のクーデターによる混乱が続くミャンマーの子どもたちを支援しようと、宮城県大崎市岩出山中(生徒206人)は9日、生徒会で募った文房具などをNPO法人宮城・ミャンマー友好協会(仙台市)に寄託した。
同校の斎藤美佳教諭(44)が仙台市青葉区の協会事務所を訪れ、木村裕理事長(71)に手渡した。不用になった鉛筆や筆入れなど段ボール3箱分の文房具のほか、仙台市の女性から寄せられた手作りマスク100枚、生徒が新聞紙をコラージュして作ったカード12通を託した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で生徒は同行できなかったが「文房具が少しでも子どもたちの希望になることを願っています」などとカードに思いをしたためた。
木村理事長は「今すぐに届けるのは難しいが、国情が落ち着いたら多くの子どもに行き渡るようにする」と約束した。斎藤教諭は「海外の状況を知り、身近な人と協力してどんな役割を果たせるか。考えを深める学習を続ける」と話した。
支援のきっかけは、東北在住のミャンマー人の声を紹介した5月13日の河北新報の記事。同校が新聞を読んで感想を書く「NIEタイム」で取り上げ、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の実践の一環として生徒会が企画した。
友好協会は2015年に現地に小学校を建設するなど支援や交流を続けている。
NPO法人宮城・ミャンマー友好協会(仙台市)は、軍のクーデターによる混乱が続くミャンマーを支援する募金活動で集まった寄付金約270万円を現地へ送った。
募金は5~8月に行い、133の個人・団体が浄財を寄せた。協会は7月、新型コロナウイルス感染症の急拡大を受け医療用酸素、マスク、ガウンの調達に約40万円を充てた。残り約230万円は8月上旬、貧困家庭に食料や医療を提供しているミャンマーのボランティア8団体に送金したという。
協会の木村裕理事長(71)は「これまでミャンマーと無縁だった方々が『何かできないか』と思いを寄せてくれた。大きな感謝で受け止めている」と話した。
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