夏イチゴたっぷり ふわふわパン 「浜通りを元気に」高校生が考案

パンを販売する相馬農高の生徒
デニッシュ生地に大熊町特産のイチゴ、クリームが詰まったパン

 東京電力福島第1原発事故に伴う全町避難が約2年半前に一部解除された福島県大熊町特産のイチゴを使ったパンを相馬農高(南相馬市)の生徒が考案した。「みんなだいすきしあわせいちごぱん」と名付けられたパンには「食べたら笑顔に、浜通りを元気いっぱいに」との願いが込められているという。
 イチゴ型のパンの表面はクッキー生地で覆われ、ふわふわのデニッシュ生地の中にはカスタードクリームとイチゴを煮詰めたコンフィチュールが詰まっている。町内の「ネクサスファームおおくま」が育てた夏イチゴの食感や味わい、香りを楽しめるパンに仕上げた。
 14日に町役場で先行販売され、町職員らが列を作り、約30分間で50個が売り切れた。仙台市や東京都内での販売も計画している。
 大型観光プロモーション「東北デスティネーションキャンペーン(DC)」の一環。同校の生徒有志約20人がアイデアを出し、南相馬市のふわふわパン工房パルティールの只野実代表(65)が協力して焼き上げた。
 生産環境科2年の荒令香さん(16)は「町産のイチゴを使ったパンを食べて、幸せな気持ちになってもらえたらうれしい」と語った。

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