<東北のお取り寄せ>ニンナ・ナンナの「タルト」(宮城・富谷)生地しっとり 旬の果物香る

富谷産ブルーベリーチーズタルト(手前左)や白雪チーズタルト(同右)などを組み合わせたセットの一例

 東北には、地域の食材を生かしたり、伝統の味を進化させたりして人気を集めるスイーツが多い。新型コロナウイルスの感染拡大で巣ごもり消費が続く中、手元に取り寄せて幸せを味わうのはいかがだろう。お取り寄せ王国を歩き、各地の店や生産者を訪ねた。

 宮城県富谷市南部の住宅街、上桜木地区にある洋菓子店「ninna nanna(ニンナ・ナンナ)」はタルトの専門店。季節によって素材の異なる十数種を店頭で販売し、うち7、8種をオンラインショップで全国に届ける。

 「富谷産ブルーベリーチーズタルト」は看板商品の一つ。ブルーベリーに砂糖や水あめを加え、2、3時間煮詰めてジャム状にし、北海道産のクリームチーズに重ね、生地にのせる。甘さは控えめ。しっとりとした生地の食感が特徴だ。

 富谷に店を構え7年。オーナーでパティシエの尾形美樹さん(44)は「富谷のフルーツは上質。生産者の顔が見えて、旬の一番いい状態のものが手に入る」と話す。秋にブドウ、冬はイチゴと地元の旬の果物が商品を彩る。

 具材に応じ、風味や硬さの異なる4種の生地と組み合わせを変える。「生地と具材の一体感を楽しんでほしい」と美樹さんは言う。

 地元企業との連携にも力を入れる。酒かすを材料の一部に使った「白雪チーズタルト」は市内にある内ケ崎酒造店の協力を得て、商品開発した。

 通販は5年前に始めた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、転勤で富谷を離れた客から「取り寄せで商品を買いたい」との声が寄せられ、昨年からメニューを増やしている。

 美樹さんの夫で営業、販売を担う信也さん(43)は「富谷の食材の魅力を、より多くの人に知ってもらいたい」と語る。

タルトを作る美樹さん

[メモ]通販用の商品は8分の1サイズを好みで組み合わせる「8個タルトホールセット」(3400円)や富谷産ブルーベリーチーズタルト/ホール(5300円)をはじめ、マドレーヌやフィナンシュといった焼き菓子セット(1190~3040円)もある。送料別。注文は店のホームページhttps://ninna-tarte.comでのみ受け付ける。

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