東北楽天が連敗を3で止めた。
先発早川は八回途中1失の好投で6月6日以来の勝ち星となる8勝目。九回を締めた3番手酒居が2セーブ目を挙げた。打線は一回、浅村の12号ソロで先制。五回に山崎剛の適時打と押し出し四球で2点を加えた。八回は茂木の13号ソロで突き放した。
オリックスは3連敗。先発宮城が六回途中3失点で2敗目を喫した。
▽勝 早川18試合8勝5敗
▽S 酒居43試合3勝2敗2S
▽敗 宮城19試合11勝2敗
▽本塁打 浅村12号(1)(宮城)茂木13号(1)(吉田凌)
重圧に打ち勝った。2位オリックスとのカード初戦。東北楽天先発の早川は「優勝の可能性もあるからこそ負けられない一戦」と意識し、自らにあえてプレッシャーをかけた。
「勝てれば勢いに乗れる」と信じ、立ち上がりから飛ばした。三回まで一人の走者も許さない完璧な内容。八回途中で降板したが、七回までは先頭打者を一人も出塁させず、今季2度投げ負けたオリックス先発の宮城に雪辱した。
貫いたのは強気の投球だ。東京五輪のシーズン中断が明けてから、4戦2敗とどうにも波に乗れない。緊迫感の増す終盤戦でどう巻き返すか。「自分はどちらかというと考えてしまう癖がある」と言う中、同僚の安楽の言葉が胸に響いた。「最後は気持ちだろう」
真っ向勝負を挑んだからこそ、今季失点を重ねている六回を踏ん張れた。先頭から2人連続で3ボール1ストライクと不利なカウントになったが、ともに直球で押して打ち取った。打球が右足を直撃する投手強襲の内野安打などで一、三塁を招いても動じない。最後は4番T-岡田を直球で中飛に仕留め、グラブをたたいた。「きょうの投球のテーマが表れたイニング」とうなずく。
約3カ月ぶりの白星にも早川の表情は緩まない。「自分にどんどんプレッシャーを与えて、一回りも二回りも大きくなりたい」。激しい上位争いの緊張感をも力に変えて、ルーキーは進化する。
(斎藤雄一)
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