東北楽天連勝 山崎剛が火付け役

5回東北楽天2死二塁、山崎剛が右中間に先制の適時三塁打を放つ(藤井かをり撮影)

 東北楽天は投打がかみ合って2連勝。

 打線は五回に一挙5得点。山崎剛の適時三塁打で先制。浅村、島内、岡島の3連続適時短長打で畳み掛けた。七回は浅村の3戦連発となる13号2ランで突き放した。先発滝中は7回4安打無失点の好投で7勝目を挙げた。

 オリックスは4連敗。先発山崎颯が五回途中5失点と試合をつくれず、打線も6安打と振るわなかった。

▽勝 滝中15試合7勝4敗
▽敗 山崎颯5試合2敗
▽本塁打 浅村13号(2)(スパークマン)

1番起用に応え先制打

 山崎剛がイヌワシ打線に火を付けた。3試合連続の1番起用に応え、先制打を含む2安打1打点の活躍で大量得点を呼び込んだ。

 五回2死二塁。初球のボール球を見送り、大きく息を吐いて集中力を高めた。「ランナーをかえそうという気持ちだけ。狙い球などは特にない」。2球目の浮いた外寄りのフォークボールを右中間深くへ運び、悠々と三塁に到達。試合の均衡を破り、塁上で両手をたたいて喜んだ。

 「気負わず、恐れず、バットをしっかりと出して投手に襲いかかる」。石井監督は試合前、山崎剛を1番に据えている意図を説明した。前夜に続き、この日の適時打も2死から。重圧が掛かる状況でも、ひるまずにスイングできる思い切りの良さがこの25歳にはある。

 後続に控える先輩たちの存在も大きい。「すごいバッターがたくさんいるので、心置きなく打席に入ることができている」。先制打の後にも続いた好機に、中軸が3連打で4点を追加。七回には、たたきつけた内野安打で出塁すると、浅村の一発で生還した。

 10試合連続で先発し、うち9試合で安打と勢いが止まらない。「チームが勝つことが一番うれしいので、もっともっと頑張ります」。2位オリックスとのゲーム差は1に縮まり、残るは30試合。度胸と献身性を兼ね備えたリードオフマンが反攻の鍵を握りそうだ。
(斎藤雄一)

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