藻塩使ったアロマスプレーいかが 塩釜の宝飾店開発

塩釜特産の藻塩を使ったアロマスプレー「MOSHIO」

 宮城県塩釜市本町の時計宝飾店「エレガンスアライ」は、特産の藻塩を使ったアロマスプレー「MOSHIO」(モシオ)の販売を始めた。店を運営する荒井時計店社長の荒井美紀さん(55)が東日本大震災から10年を迎えたのを機に、「前を向いて復興に取り組んでいることを感じてほしい」と開発した。

 藻塩のほか、ローズマリーやユーカリといったハーブを配合し、爽やかですっきりとした香りに仕上げた。スプレーボトル入り40ミリリットルで2888円。店舗やスマートフォンのショッピングアプリを通して販売している。

 製造はアロマ関連商品の製造販売を手掛けるグリーディー(仙台市)が担った。藻塩は、塩釜神社の末社・御釜神社に伝わる藻塩焼(もしおやき)神事に倣い、古代の製法で塩作りをする顔晴(がんば)れ塩釜(塩釜市)から購入した。

 エレガンスアライは震災の津波で約80センチ浸水。店内にあったジュエリーや時計が水をかぶった上、内外装にも甚大な被害を受けた。再開を望む顧客の声に押され、復旧作業や改修工事を経て2011年8月に再オープンした。

 荒井さんは「震災の発生から10年に合わせて自分を奮い立たせつつ、塩作りの聖地だった塩釜の歴史や文化を伝えたいと考えて商品化した。気分が落ち込んだ時や疲れた時に使ってほしい」と話した。

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