東北楽天、散発5安打 連勝2で止まる

8回オリックス1死二塁、杉本(奥)に勝ち越しの中越え2ランを浴び、打球の方向を見つめる東北楽天3番手の安楽(藤井かをり撮影)

 東北楽天は1-1の八回に3番手安楽が杉本に決勝2ランを浴び、連勝が2で止まった。

 先発則本昂は粘りの投球で6回1失点(自責点0)。打線は散発5安打と振るわなかった。一回に相手の暴投の間に挙げた1点のみで、三回以降は走者を二塁にすら進められなかった。

 オリックスは連敗を4で止めた。先発田嶋が8回1失点で6勝目を挙げた。

▽勝 田嶋20試合6勝7敗
▽S 平野佳32試合1勝3敗18S
▽敗 安楽44試合3勝2敗
▽本塁打 杉本27号(2)(安楽)

安楽が踏ん張れず 甘く入った直球、一発浴びる

 東北楽天は勝利の方程式の一角を担う安楽が踏ん張れなかった。3番手で登板。1-1の八回1死二塁、4番杉本に勝ち越し2ランをバックスクリーンに運ばれた。勝てば2位オリックスを3タテでゲーム差なしに迫っただけに、「チームの勝利が続いていい流れだったのに、力不足で申し訳ない」とうなだれた。

 フルカウントからの勝負に屈した。カウント1ボール1ストライクから5球続けた直球が、捕手太田の構えた内角ではなく真ん中付近に甘く入った。痛恨の一発を浴び、両手を膝についたまましばらく動けなかった。

 石井監督は「1死なので(四球で)歩かせづらい場面ではあったが、どういうコースに投げればいいか、もう少し状況判断ができていれば」と、ともに24歳の若いバッテリーに反省を求めた。

 打線は先発左腕の田嶋に対し、序盤に攻め切れなかったのが痛かった。得点は一回に暴投の間に挙げた1点止まりで、二回は2死二、三塁の好機を生かせなかった。スライダーでうまくタイミングを外され、三回以降は見せ場をつくれなかった。

 今季は5度対戦し、計33イニングで6得点と苦手な投手になっている。指揮官は「コースにある程度は来ている球と逆に来る球があり、打者が的を絞り切れないところがあった。次回に向けてしっかり対応したい」と雪辱を誓った。
(佐々木智也)

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