コロナ感染者情報、宮城県職員が漏えい

 宮城県は17日、新型コロナウイルス感染者3人の個人情報を漏えいしたとして、気仙沼保健福祉事務所の30代女性職員を停職3カ月の懲戒処分にした。

 県によると、職員は4月3日、事務所のホワイトボードに書かれた感染者3人の氏名や勤務先、発症経過などをスマートフォンで撮影。知人に無料通信アプリLINE(ライン)で送信した。

 職員はコロナの担当ではなかったが、知人から「親族が感染者の1人と濃厚接触に当たるかもしれない」と相談を受け、「安心させたかった」と説明。反省しているという。

 写真を送られた感染者の別の知人が、同7日に事務所に通報して発覚した。感染者から「詮索されるのが怖い」との訴えを受け、事務所が公表しなかった。

 県庁で記者会見した槙信弥行政管理室長は「多くの県民に疫学調査に協力いただいている中で申し訳ない。服務規律の向上に努める」と謝罪した。事務所は発覚後、担当職員のみホワイトボードを確認できるなどの再発防止策を講じた。

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