3戦連続弾、浅村が復調の兆し 逆転Vへ「自分の打撃に集中」

オリックス戦の7回、右中間に2ランを放った浅村=15日、楽天生命パーク宮城

 東北楽天の浅村が復調の気配を見せている。今月に入ってからコンディション不良で一時は先発を外れたが、12日のロッテ戦から3試合連続で本塁打を放つなど状態は上向きだ。チームはシーズン終盤の残り29試合で首位ロッテと5・5ゲーム差の3位。優勝戦線に残るため「負けられない試合が続く。一つずつ、しっかり戦っていきたい」と闘志を燃やす。

 12日のロッテ戦は約2カ月ぶりの本塁打となる11号ソロをバックスクリーン右へたたき込んだ。続く14、15日のオリックス戦でも12、13号と快音を響かせた。「ミスショットしないことが結果につながると考え直し、最近は自分のスイングをすることを心掛けている」。打撃への迷いが吹っ切れ、昨季本塁打王の本領を発揮してきた。

 14日のオリックス戦の一発は、今季チームが苦戦していた左腕宮城の外角直球を右翼ポール際へ高々と運んだ。浅村にとって右方向への飛距離は調子を判断する材料の一つだ。「(ファウルゾーンへ)切れない、いい打球が打てた。これを機に状態がどんどん上がっていけばいい」と手応えを口にした。

 4日の西武戦で移籍後初めて先発を外れ、それ以降の数試合は代打出場が続いた。開幕から主砲として打線をけん引してきただけに「ふがいなく、悔しかった」と心境を明かす。

 浅村の穴埋めとして二塁手に抜てきされた若手の山崎剛が活躍し、島内や茂木ら主力も一丸となって奮闘した。「結果を出してくれる仲間に救われる部分があった。ここからもう一度、やらないといけないという気持ちになった」。チームの浮上へ、残りの試合に全力を注ぐ。
(佐々木智也)

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