<アングル宮城>自慢の酒、自宅で楽しんで 店主ら工夫続ける

<結ぶ>カウンターの壁一面にタップ(蛇口)が並ぶ。たるから直結で生クラフトビールが注がれ、その数は31種類。「グラウラー」という専用のマイボトルに入れることでテークアウトできる。クラフトマン仙台の島崎マネジャーは「コロナ禍でもお客さんとのつながりが保たれた」と話す=8日

 新型コロナウイルス感染拡大で仙台市内でも飲食店の酒類提供や営業時間の制約が続く中、自慢の酒を自宅でも楽しんでもらおうと店主らが工夫を続けている。酒のテークアウトやサブスクリプション(定額制)での宅配などを試み、利用者が増えてきた。

 クラフトビール専門店の「クラフトマン仙台」(青葉区中央)は酒類販売免許を取得し、たる生ビールの量り売りを行う。島崎智弘マネジャー(46)は「緊急事態宣言下では売り上げの7割を占めた」と話す。

 ビアバー「アンバーロンド」(青葉区国分町)店主の田村琢磨さん(45)は、月に1度クラフトビールの詰め合わせを宅配する。「ウェブでの問い合わせも増えた」と手応えを感じている。

 店内で大勢で一緒に飲める日がくるまで、自宅でじっくり味わいながら楽しんでみよう。(写真映像部・伊深剛)

<待つ>東北の地酒や洋酒、ワインなどが並ぶ藤原屋みちのく酒紀行エスパル仙台店。評判の地酒の自動販売機は8月20日のまん延防止等重点措置適用から休止が続く。店長の佐藤英雄さん(51)は「季節限定の地酒など味わってほしいのですが…」と話す。コロナが落ち着いたらいろいろ試飲したい、と再開を待ち望む常連が多い=11日、仙台市青葉区中央
<選ぶ>好みに合わせたクラフトビール詰め合わせの発送準備をするアンバーロンドの田村さん。お客さんの笑顔を思い、1000種類以上を扱ってきた経験を生かして厳選する。毎月届くのを楽しみにするファンが増えている=9日

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「アングル」は、四季折々の風物詩や人々の表情、地域の伝統行事、豊かな自然などにカメラを向けて、東北の魅力を再発見します。


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