東北楽天、田中将が一発攻勢に沈む 反撃も届かず逆転負け

5回ソフトバンク2死一塁、栗原(手前)に右越え2ランを許した東北楽天先発の田中将(藤井かをり撮影)

 東北楽天は先発田中将が序盤のリードを守り切れず逆転負け。

 田中将は3-0の四回、デスパイネの2ランで1点差に迫られ、五回は栗原の逆転2ランなどで3失点。5回5失点で6敗目を喫した。打線は二回、山崎剛の適時打、小深田の2点二塁打で3点を先取。九回は鈴木大のソロで1点を加えたが反撃は届かなかった。

 ソフトバンクは連敗を5で止めた。五回から3回を無失点と好救援した松本が2勝目。

▽勝 松本27試合2勝3敗
▽S 森18試合1勝9S
▽敗 田中将18試合4勝6敗
▽本塁打 デスパイネ4号(2)(田中将)栗原15号(2)(田中将)鈴木大9号(1)(森)

今季最多5失点、5回KOにうつむく右腕

 降板後、ベンチでしばらくうつむく右腕の姿に悔しさがにじんだ。東北楽天の田中将は一発攻勢に屈し、今季最多の5失点を喫して5回でKOされた。二回に3点を先取した打線の援護に応えられず「ああいう投球になってしまって残念です」と肩を落とした。

 一回をわずか7球で三者凡退に抑え、三回まで味方の好守にも支えられてテンポ良くアウトを重ねた。だが、結果とは裏腹に「いい制球がなかった」と苦しみながらイニングが過ぎていた。

 四回、ソフトバンク打線に制球の乱れを突かれた。1死一塁でデスパイネに左中間へ2ランを運ばれた。1ボールから内角を狙った球が真ん中寄りに入ったところを振り抜かれた。

 五回は栗原に痛恨の逆転2ランを浴びた。2死一塁で、初球が太田の構えとは反対の内角に抜け、右翼席に弾丸ライナーを突き刺された。「球のコントロールができていなかった」。失投で試合の流れを相手に渡してしまった。

 後半戦は登板した4試合全てで7回以上を投げていたが、この日は5回で無念の降板となった。「(田中将)らしくなかった。五回は2死までいったなら最後に出力を上げて3人で終わらせてほしかった」。石井監督は大黒柱で連勝を逃し、もどかしそうな表情を浮かべた。(佐々木智也)

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