河北抄(9/22):文面にいつもの元気がない。東京で育児や仕…

 文面にいつもの元気がない。東京で育児や仕事に奮闘する友人女性からのメール。息子が通う保育園で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が出て、2週間近く臨時休園になったという。

 「在宅勤務をしながら子どもの面倒を見て、本当にしんどかった」。夫と協力して乗り切ったものの、家事や育児の負担は友人に偏りがち。疲れ果てた様子が伝わってきた。

 2021年版男女共同参画白書が特集するコロナ下の課題を思い起こした。外出自粛の影響で男女とも家事や育児の時間が増えたが、女性が男性の2倍以上の時間を費やす状況は変わらないという。

 ちなみに経済分野のキーワードは世界的な「女性不況」。女性の非正規雇用労働者が特に打撃を受けたためで、製造業が特に影響を受けた08年のリーマンショックの「男性不況」と対比されるそう。

 感染拡大で、社会のあちこちに根を張る男女格差が表面化した。29日投開票の自民党総裁選が終われば、間もなく衆院選。格差をどう是正するか。各党の政策を今から注視している。

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