任期満了(11月20日)に伴う宮城県知事選で、元石巻市包括ケアセンター所長で医師の長(ちょう)純一氏(55)が立候補の最終調整に入ったことが23日、分かった。2017年の前回知事選で村井嘉浩知事(61)の対立候補を擁立した「市民連合みやぎ」など複数の市民団体が近く要請し、長氏は受諾する見通し。既に5選出馬を表明した村井氏との選挙戦になる公算が大きくなった。
関係者によると、長氏は来週にも記者会見を開き、立候補を正式表明する方向。市民団体は、立憲民主党系の県議会第2会派「みやぎ県民の声」(11人)など県政野党4会派の議員に支援を要請する。
共産党県議団(5人)は統一候補の擁立を検討している一方、県民の声の内部では村井県政への評価に温度差があり、共闘態勢の構築が今後の焦点となる。
長氏は東京都出身、信州大卒。長野県の佐久総合病院に19年間勤務した後、東日本大震災の直後に同県医療団長として石巻市で診療支援に取り組んだ。12年5月に市立病院開成仮診療所の所長に就任、市内最大の仮設住宅団地で被災者の医療ケアに関わった。
新型コロナウイルス下で、長氏は医療・福祉の充実やソフト面を重視した震災復興を主張の柱に据えるとみられる。村井氏が主導した東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働同意、仙台医療圏4病院の再編方針に反対の姿勢を示しており、知事選の争点となる可能性が高い。
長氏は今年4月の石巻市長選に無所属で出馬し、落選した。市民団体が野党共闘による対抗馬擁立を模索する中、震災の被災地で地域医療に携わってきた長氏が浮上した。
知事選の日程は未定。村井氏の出身母体である県議会最大会派「自民党・県民会議」(32人)など県政与党4会派は、村井氏を支援する「県議の会」を21日に設立し、37人が参加した。
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