認証店の客にアンケートへ 宮城県、QRコードで情報提供促す

宮城県庁

 宮城県は24日の県議会環境福祉常任委員会で、新型コロナウイルスの感染対策を講じた飲食店を独自に認証する制度に、来店客がQRコードを用いて県に情報提供できる仕組みを加える方針を示した。対策の状況などを評価してもらい、制度の質を高めるのが狙い。10月中の導入を目指すという。

 県によると、アンケートは店内にあるQRコードからアクセスし、1分ほどで回答できる内容を想定。対策の順守状況のほか、認証制度の認知度を聞くことで啓発も図る。回答者に抽選でプレゼントを用意することも検討する。

 同様の仕組みは山梨県なども導入したが、政府が予約サイトを活用したシステムを構想し、「密告や監視につながる」と批判を浴びて凍結された経緯がある。宮城県食と暮らしの安全推進課の担当者は「回答が店舗の励みにもなるよう工夫したい」と話す。

 県は接待を伴う飲食店や、ホテルなどの宴会場を新たに認証制度の対象とする方針も明らかにした。宴会場はイベント需要が減り、ランチなどを提供する例が増えているためという。いずれも感染収束後に県が発行する2割増し食事券の対象にはならない。

 県は、緊急事態宣言下で酒類の終日提供停止要請に応じなかった3店の認証を取り消した。まん延防止等重点措置下でも午後8時までの時短要請に応じない店舗が複数あり、取り消しを検討している。24日時点の認証店は1754店。

河北新報のメルマガ登録はこちら
新型コロナ関連

企画特集

先頭に戻る