空自「空上げ」ご当地グルメに 三沢基地隊員食堂の味、29店で提供

隊員食堂のレシピから再現された「空自空上げ」

 航空自衛隊三沢基地(青森県三沢市)の隊員食堂で提供されている唐揚げ「空自空上(からあ)げ」をご当地グルメに育てようと、三沢市は10月1日、市内の飲食店など29店で「空上げ」を扱うプロジェクトを始める。新型コロナウイルスの感染拡大で苦境にあえぐ飲食業界を元気づける狙いもある。

 空自は全国各地にある基地の食堂で地域にちなんだ唐揚げを作り、「空自全体でより上を目指す」との願いを込めて「空上げ」と呼んでいる。三沢基地の空上げは、ささがきにした三沢産のゴボウを衣にまぶした鶏肉を揚げ、サクサクとした食感を楽しめる。

 プロジェクトには、市内を中心に飲食店やスーパーなど29店が参加。店内で食べられるだけでなく、テークアウトに対応する店もある。市役所で28日にあった記者会見で、小檜山吉紀市長は「コロナ禍の飲食業界を応援するのに、空上げはうってつけ」とPRした。

 三沢基地隊員食堂の監修の下、レシピ通りに再現した「オリジナル」のほか、19店では地元食材使用を条件にした「アレンジ」を提供する。空上げをパンで包むなど、店の個性を前面に出す。

 オリジナルを試食した久保田隆裕三沢基地司令は「隊員食堂が作るよりおいしく再現できている。地元に愛されるメニューに育ってほしい」とお墨付きを与えた。

「空自空上げ」を試食してPRした三沢市や空自三沢基地の関係者ら=28日、三沢市役所

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