AI女将が山形ご案内 市が導入、お薦めプラン提示

山形市が運用を開始した「AI女将」による観光案内システム

 山形市は人工知能(AI)を活用した観光案内システムの運用を始めた。「やまがたAI女将(おかみ)」と名付けたキャラクターが、観光客のニーズに合わせてお薦めの観光プランを提示。和のおもてなしの象徴とされ、外国人からの人気も高い女将のイメージと発信力を生かし、新型コロナウイルスの感染が収束した後の観光復興に役立てる。

 AI女将は県内の観光ウェブサイト「VISIT YAMAGATA」に導入された。画面右下にピンクの着物をまとったキャラクターが現れ、女将が出す設問に応じて「食べる」「泊まる」などの回答をクリックすると、お薦めの観光地や飲食、宿泊施設などが表示される。

 お薦めを選定するのはAIによる学習機能。設問の途中で性別や年代などを問うアンケートがあり、閲覧者の回答を蓄積して同じ属性の好みを導き出す。英語にも対応し、外国人にも情報発信することができる。

 AIを活用した観光案内は全国で導入されているが、市の担当者は「女将のキャラクターは初めてではないか」と話す。旅行気分を味わってもらおうと職員が発案し、質問の言葉遣いも女将らしい柔らかさを表現した。

 担当者は「観光客の利便性や満足度を高め、周遊促進につなげたい。県境をまたぐ往来自粛が解除された後、県外から旅行で訪れる際の情報収集にも活用してほしい」と呼び掛ける。

山形市の観光ウェブサイト

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