車両や歩行者の交通誘導にAI 警備員不足解消に期待

AIを使った交通誘導の実証実験=酒田市(写真の一部を加工しています)

 人工知能(AI)を活用して警備業界の人手不足を解消し係員の負担軽減を図ろうと、山形県酒田市の警備会社セキュリティ庄内などが、AIを備えた交通誘導システムの実証実験を市内の公道で行った。同様のシステムの実証実験は東北で初めてという。

 実験は、山梨県昭和町のシステム開発会社KB-eye(ケイビーアイ)が開発したシステムを導入し、片側1車線の片側交互通行の交通誘導をAIに任せた。

 システムは規制区間の両端などにカメラを置き、AIが車両や歩行者の接近を検知し、自動的に「止まれ」と「進め」の表示を交互に切り替える。検知情報は周囲の警備員にも無線で伝えられ、リモコンで表示を操作することもできる。

 実験は9月29、30日に実施。セキュリティ庄内の阿部学常務は「工事現場の警備員の数を減らせるし、AIなら理不尽なクレームも受けず、警備員の精神的負担を軽くできる」と期待する。

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