2週間打率 渡辺佳がキラリ<東北楽天・データで見る>

 プロ野球パ・リーグの優勝争いの情勢が、この1週間で一変した。オリックスが7連勝と勢いに乗り、ロッテをかわして首位に浮上。3位の東北楽天は3勝2敗と勝ち越したものの、ゲーム差を大きく縮めることができず、優勝は限りなく遠のいた。敵地3カ所を巡る今週の戦いを前に、攻撃陣の好不調をデータで探る。
(編集局コンテンツセンター)

 4日現在の優勝ラインを見ると、オリックスは勝率5割ペースで優位に立てる。オリックスに3タテを食ったロッテは残り試合が多い分、自力で挽回できる。東北楽天は上位2チームがそろって大きく負け越さない限り、逆転優勝は厳しい。クライマックスシリーズ(CS)進出に目標を切り替えるのが現実的な状況に追い込まれた。

 規定打席への到達を問わず、直近2週間の打率上位を確認した。東北楽天からは渡辺佳が2位に入り、前週に続いて茂木も名を連ねた。

積極性と勝負強さ持ち味、好機での一打に期待

9月29日の日本ハム戦で2安打を放った渡辺佳=楽天生命パーク宮城

 渡辺佳は9月4日に1軍に昇格した。代打などでの途中出場が続いたが、同25日に「8番・二塁」で先発し、2安打と結果を残した。29、30日の日本ハム戦(楽天生命パーク宮城)でも複数安打をマークした。

 渡辺佳の特徴は、積極的な打撃と勝負強さ。得点圏打率は2019年に3割9分3厘、20年は4割5分をマークした。今季は15打数2安打で1割3分3厘にとどまるが、好機での一打を積み重ねて存在をアピールしたい。

 東北楽天は5、6の両日、4位ソフトバンクと2連戦に臨む。ソフトバンクは4連敗中とはいえ、柳田、デスパイネの中軸は打撃好調とみられる。しっかり抑え込んで2連勝し、CS進出へ地歩を固めたい。

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る