閉じる

(84)椋鳴くや文箱かつての宝箱/中矢 温(1999年~)

 大概、お宝というものは家族からごみ扱いされる。中身のお宝は捨てて、もとの空き箱に戻して再利用。一方、ずんぐりむっくりしてかわいらしい椋鳥(むくどり)は秋の季語。近年は都会での共生の難しさから害鳥扱い…

関連リンク

秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

ライブカメラ