河北抄(10/9):「奥松島のオルレはいいですよ」と、山岳用…

 「奥松島のオルレはいいですよ」と、山岳用品店の店員さん。風の強い日は波しぶきを浴びて難儀する場所もあるが、延長10キロのコースは歩き応えがあり、何より絶景が楽しめると薦める。

 オルレは韓国・済州島発祥のトレッキングコース。土地の言葉で「家へ通じる狭い路地」の意味だという。宮城県には唐桑、鳴子、登米にもコースがあり、観光振興に一役買っているようだ。

 奥松島コースに出掛けたのは、台風一過の秋晴れの日。東松島市宮戸の観光施設「あおみな」に車を止めていざ出発。家々の間を抜ける時は、土地の暮らしにぐっと近づいたような気分になる。

 スタートから4・8キロの稲ケ崎公園、5・5キロの新浜岬は絶景ポイント。8・4キロ地点の大高森は奥松島観光の目玉でもある。眼下に八百八島が浮かび、はるか蔵王連峰が日の光を反射している。

 大満足の一日だったが、翌朝、ひどい筋肉痛に襲われた。コースの終盤、7キロ付近からの山道はパスしてもよかった。歩きやすい県道を戻る手もあったのだ。年齢相応の楽しみ方を、と反省した。

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