宮城知事選、あす告示 31日投開票

 任期満了に伴う宮城県知事選は14日、告示される。いずれも無所属で、5選を目指す現職村井嘉浩氏(61)と、元石巻市包括ケアセンター長で医師の新人長純一氏(55)の対決になる公算が大きい。2017年の前回と同様、衆院選(19日公示)との同日選となり、投票は31日で即日開票される。

 村井氏と新人1人が激突する構図は13、17年に続いて3回連続。4期16年の村井県政、発生から10年が経過した東日本大震災からの復興の道筋などが問われる。仙台医療圏4病院の再編方針など、村井氏が4期目に掲げた施策も争点になる見通し。

 村井氏は8月20日、出身母体の県議会自民党会派の会合で立候補を表明。県政与党の自民、公明両会派の支援を受けるほか、自主投票を決めた立憲民主党系会派の一部も応援に回る。衆院選に出馬する自民候補らと連携を強める。

 政策集ではコロナ対策や復興完了を見据えた被災地支援に加え、仙台圏4病院再編方針で整備する新たな拠点病院を名取、富谷両市に配置すると明言した。子育て環境の向上に活用する「次世代育成・応援基金(仮称)」の設立も掲げた。

 長氏は市民団体の立候補要請を受け、9月28日に出馬を発表した。共産党など野党系県議が支援し、村井氏の政策に疑問を抱く層への浸透を狙う。立民系の県議会会派全11人のうち8人が支援を鮮明にしており、共闘体制の構築を図る。

 「対話基調の県政」を主張。専門職員の育成支援といった医療・福祉の拡充や子育て支援の強化を訴える。村井氏による仙台圏4病院の再編、東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)再稼働の「地元同意」の撤回を公約に盛り込んだ。

 9月1日現在の有権者は192万8097人。

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