21年産米、東北の作況は「やや良」 3年連続で豊作基調に

 東北農政局は12日、東北6県の2021年産水稲の作柄概況(9月25日現在)を発表した。東北の作況指数は102(前年同期比1ポイント減)の「やや良」(102~105)で、3年連続で豊作基調の見通し。

 県別、地域別の作況指数は図の通り。青森、宮城、秋田、福島4県が前年同期より下がったものの、堅調に推移している。新型コロナウイルスの影響で業務用を中心に需要が落ち込んでおり、米価の動向が注目される。

 穂数に1穂当たりのもみ数を乗じた全もみ数は、青森が「平年並み」(平年比99~101%)で、他の5県は「やや多い」(102~105%)。8月以降の気温と日照時間の低下の影響も少なく、登熟(もみの実入り)が順調に進んだ。

 6県の水稲作付面積は前年比1700ヘクタール減の40万9900ヘクタールの見込み。飼料用米などへの転換が進み、主食用米は20年産比1万9600ヘクタール減の32万2400ヘクタールの見通し。近年の主食用作付面積の減産規模(前年比)では、東日本大震災が起きた11年産の2万9700ヘクタール減、15年産の2万1600ヘクタール減に次ぐ水準となる。

 主食用米の予想収穫量は20年産比13万トン減の187万トン。県別の作付面積と予想収穫量は次の通り。

 青森3万4200ヘクタール、21万1000トン▽岩手4万6200ヘクタール、25万6400トン▽宮城6万1000ヘクタール、33万2500トン▽秋田7万1400ヘクタール、42万2000トン▽山形5万4900ヘクタール、34万4800トン▽福島5万4700ヘクタール、30万3600トン。

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