デスク日誌(10/13):ショータイム

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手(岩手・花巻東高出)のシーズンが終わった。1918年のベーブ・ルース以来となる「2桁勝利、2桁本塁打」には惜しくも届かなかったが、存分に楽しませてくれた。

 北上支局勤務時代の2015年1月、地元奥州市の成人式に出席した大谷選手を取材した。当時、日本ハム入団3年目。投手で11勝、打者で10本塁打とプロ野球史上初の「10勝10本塁打」を達成したシーズンを終えた後だった。現在に比べると、体形は一回り小さく、まだ線が細いかな、それでもよく二刀流ができるなという感じを受けた。

 多くの報道陣に囲まれ、取材を受ける大谷選手。「1イニング1イニング大事に頑張りたい」と、野球に関する質問にはまっすぐ前を向き強い口調で語っていた。一方で、プライベートな質問には照れたような笑顔を浮かべ答えていたのが、印象に残った。

 いまやメジャーの顔となり、試合中などに見せる笑顔はファンを魅了し続ける。野球に向き合うストイックな姿に、おじさんは心が洗われ癒やされた。来年のシーズン開幕まで「大谷ロス」が続く。(スポーツ部次長 鈴木幸紀)

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