東北楽天、連勝逃す 3点のリード守れず逆転負け

8回ソフトバンク2死満塁、柳田(左)に2点適時打を許し、中堅手・オコエの拙守が絡み同点とされた東北楽天4番手・安楽(20)(藤井かをり撮影)

 東北楽天は3点のリードを守れず逆転負け。

 5-2の八回2死満塁から、柳田の2点打に拙守が絡んで追い付かれ、続く代打川島の適時三塁打で決勝点を奪われた。4番手安楽が3敗目。先発則本昂は6四球と制球に苦しみ5回2失点。打線は2-2の七回に太田の適時打と山崎剛の3号2ランで一時は勝ち越した。

 ソフトバンクは終盤に打線がつながった。

▽勝 古谷11試合1勝1敗
▽S 森28試合1勝2敗15S
▽敗 安楽56試合3勝3敗2S
▽本塁打 山崎剛3号(2)(津森)

オコエ、痛恨の返球ミス

 わずかな判断の遅れが命取りになった。

 5-2の八回2死満塁、柳田の鋭い当たりが中前へ抜けた。走者2人が生還して1点差。この場面で、中堅手オコエが返球先に迷ったのか、もたついてしまった。

 一拍置いて投げた球はスピードに欠けるばかりか大きくそれて三本間へ。投手の安楽がバックアップしたが、一走までが悠々と本塁を踏み、柳田も二塁へ到達。公式記録にはボールを持ち過ぎたことによるオコエの野選と悪送球が残る。直前の七回に奪った3点のリードをふいにし、続く川島の勝ち越し打につながる痛恨のミスとなった。

 「あの場面は一走をかえさない守備の形。中継に確実につないでおけば、一走はかえっていない」と岡田外野守備走塁コーチ。石井監督も「いかなる理由があるにしても、まず内野にボールを渡すことが第一条件」と説明し、「ミスを責めるわけじゃない。映像を確認して理由を突き詰めたい」と言葉を続けた。

 勝ち試合を落とし、首位オリックスを破った2位ロッテに優勝へのマジック9が点灯した。ロッテとのゲーム差は3に広がり、残りは10戦。「堅く大事にいく必要もないけど、軽率になることだけはいけない。油断が大きい穴につながっていく」と指揮官。

 ホームでこの日のような試合展開を繰り返してはいけない。
(斎藤雄一)

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