<燃えろベガルタ>MF佐々木、終盤戦へ準備万端

ボールを追い掛ける佐々木(左)=13日、仙台市泉サッカー場

 J1仙台のMF佐々木が、10日に行われたJ3岩手との練習試合で2得点と攻撃をけん引し、J1残留を懸けて臨む終盤戦に向けて猛烈にアピールした。「パフォーマンスをしっかり維持し、持ち味も発揮できている」。今季リーグ戦3試合の出場にとどまる仙台市出身の若手が、虎視眈々(たんたん)と出番をうかがっている。

 次節のアウェー大分戦(17日)に備えた練習では、主力組に入る時間が増えている。2トップの一角でゴールに迫り、トップ下に起用されれば最前線と後方とのつなぎ役として攻撃のタクトを振るい、持ち前の攻撃センスを存分に披露。チャンスをものにしようとする精力的な動きが目を引いた。

 YBCルヴァン・カップで5試合2ゴールと活躍したが、リーグ戦での出場機会に結び付かず、先発出場は5月の川崎戦の1試合のみ。それでもくさることなく練習を積み重ねてきた。「出ていない時も勝つことを考えてやってきた。モチベーションはいい形で保てている」と前を向く。

 3歳で初めてホーム戦を観戦して以来のサポーターでもあり、仙台の下部組織で育った。「小さい頃からこのチームが好きで、J2に落としたくない」

 残り7試合。大分戦に向けて「結果が一番大事。点を取らないと勝てないので、得点にこだわる。個人としてもチームとしても点を取る形をどんどん出したい」と力を込めた。大事な一戦で、チーム愛の強い23歳MFがラッキーボーイとなるか。
(射浜大輔)

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