モデルナ接種後、若い男性の心筋炎に注意喚起 厚労省が交差接種を容認

米ファイザー製の新型コロナワクチンと注射器

 厚生労働省は15日、10~20代の男性は、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチン接種後に心筋炎などの症状が出る割合が比較的高いとして、添付文書を改訂して注意喚起するよう、国内流通を担う武田薬品工業に指示を出した。心筋炎が心配な場合は、1回目にモデルナ製を接種した人が、2回目に米ファイザー製を選ぶことも認めることとした。

 青森県は「県内での今後の接種者は若者が多い」として16日以降、接種会場で10~20代の男性に注意喚起する方針。

 県は11月14日までの毎週末、青森、弘前、八戸3市で12歳以上の希望者にモデルナ製を接種している。各会場でチラシの掲示や配布により、ファイザー製の方が副反応の頻度が低いと説明した上で、モデルナ製で構わない人に接種する見通し。

 県には現在、ファイザー製の在庫はないが、今後希望者が出てくる可能性はある。保健衛生課の担当者は「国からファイザー製を回してもらわないと困る」と話す。

 モデルナ製を用いた大規模接種会場を11月12日まで運営する宮城県は「まだ国から通知がない。国が示した判断に従うだけだ」(疾病・感染症対策課)と説明する。

 大規模接種会場での1回目接種は今月15日で終わり、16日以降は2回目接種のみとなる。ファイザー製に切り替えた場合、モデルナ製との交差接種になる。

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