あれから10年半、津波で全壊の自宅を解体 「震災伝承の役目終えた」
私費投じ「震災遺構」に
名取市北釜地区で東日本大震災の津波被害に遭った後、家主の鈴木英二さん(80)が私費で「震災遺構」として保存してきた民家の解体が15日、始まった。震災10年の節目に撤去を決めた鈴木さん。「いたたまれない気持ちもあるが、(震災伝承の)役目を終えた」と静かに振り返る。
6人が暮らし…
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