20歳の誓い、10年ぶり故郷で 大熊で原発事故後初の成人式

 東京電力福島第1原発事故に伴う住民避難が続く福島県大熊町で16日、成人式があった。原発事故後初の町内開催で、新成人が古里で思いを新たにした。1月にいわき市で開催予定だったが、新型コロナウイルス禍で延期となっていた。

古里への思いを新たにした新成人たち

 大川原地区の交流施設「linkる大熊」で行われ、事故当時町内に住民票があった新成人134人のうち46人が参加した。実行委員長の大学3年遠藤瞭さん(21)=新潟市=が「10歳で震災に遭い、現在はコロナ禍。(どちらも)当たり前だと思っていた日常を一変させる。日常を当たり前にすべく大人としての役割を胸に刻み、精進していく」と誓いの言葉を述べた。

 事故後、茨城県北茨城市に移った地方公務員松本光平さん(20)は「2年ぶりに町を訪れ、みんなの顔を見てほっとした。近い将来、町に戻って働きたい」と話していた。

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