東北楽天、投打に精彩欠く 今季10度目の零敗で2連敗

東北楽天-日本ハム 1回に2点を失い、うつむきながらベンチに戻る東北楽天先発の弓削(高橋諒撮影)

 東北楽天は投打に精彩を欠き、今季10度目の零敗で2連敗。

 先発弓削は制球を乱し、1回2失点で今季初黒星。0-2の六回には3番手福井が3ランを浴びてリードを広げられた。打線はわずか3安打に終わった。唯一得点圏に走者を進めた六回2死一、三塁では浅村が空振り三振に倒れた。

 日本ハムは2連勝。先発加藤がプロ初完投を完封で飾り5勝目を挙げた。

▽勝 加藤24試合5勝7敗
▽敗 弓削4試合1勝1敗
▽本塁打 万波4号(3)(福井)

19日にもリーグ優勝完全消滅の瀬戸際

 東北楽天の先発弓削は何もできないままマウンドを降りた。不安定な立ち上がりを一気に攻められ、1回2失点で早々に見切りをつけられた。近藤ら主力を温存して若手が先発に並ぶ最下位の日本ハムから勝ち星を奪えず、19日にもリーグ優勝が完全に消滅する瀬戸際に立たされた。

 8連戦の6戦目で先発枠に谷間ができ、前回登板の日本ハム戦(9月30日)で好投した左腕に白羽の矢が立った。しかし一回、先頭の松本剛に1球もストライクが入らず四球。1死一、三塁とされ、野村、高浜の連続適時打で2失点。いずれも甘く入った変化球を捉えられた。大事な一戦で結果を出せず、「コントロールが定まらなかった。申し訳ない」と悔しがった。

 「三回くらいまで持ってほしいところだったが、待てなかった」。石井監督はこれ以上の失点を防ぐため、二回から西口を投入。五回まで無失点で切り抜け、得意とするロースコアの接戦になりつつあった。誤算だったのは六回の継投だ。3番手福井が万波に痛恨の3ランを浴び、追い上げが難しい展開になった。

 シーズンは残り6試合。逆転優勝は全勝が絶対条件となる。19日からは敵地で2位オリックスと2連戦。石井監督は「(ベンチで選手が)若干おとなしいところがある。みんなで向かっていく気持ちを表現することが大事」と奮起を強く求めた。
(佐々木智也)

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