刈田病院 解散覚書の年度内締結目指す 1市2町6者会議

公立刈田総合病院

 宮城県白石市の公立刈田総合病院を運営する組合の解散に向け、白石、蔵王、七ケ宿の1市2町は19日、3首長と実務者の3副市町長による初の6者会議を市役所で開いた。2023年3月末までの解散方針を改めて確認し、年度内の覚書締結を目指す意向を表明した。

 事前に「解散期日」など10項目に対する1市2町の考えを調べ、各項目の協議の進め方を話し合った。市と2町で大きく意見が食い違う項目は「一時借入金などの負債の負担割合」「解散前に組合として指定管理者制度導入を可能とする条例改正」の二つだった。

 1市2町は協議が一定程度まとまった段階で覚書を締結し、解散の合意書を各市町議会で議決して解散手続きに入る見通し。村上英人蔵王町長は「(締結まで)2、3回は(6者会議を)開かないと」と述べ、小関幸一七ケ宿町長は「本年度内に大筋合意できるよう努力する」と話した。

 山田裕一市長は公設民営化を目標に解散協議を進める考えを示した上で、病院の将来像について「民間の力も借りて今より充実した体制にしたい。高齢者が安心してかかれる病院でなくてはならない」と語った。

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