海望むカフェに 「おくりびと」ロケ地、酒田市が観光拠点に改装

建設当初の姿を再現した「日和山小幡楼」の洋館(手前)

 1876(明治9)年に山形県酒田市沿岸の高台「日和山」に創業し、約20年前に廃業した旧割烹(かっぽう)小幡を改修した市の交流観光拠点「日和山小幡楼(ひよりやまおばたろう)」が20日、オープンした。レストランやテークアウト可能なパン店が入り、隣接する公園や寺社を巡りながら食を楽しめる。

 改修部分は、大正時代の建設当初の姿を再現した洋館と、明治初期の町屋の雰囲気を生かした和館。ともに畜産大手の平田牧場(酒田市)が運営するレストラン「日和亭」と、パン店「ヒヨリベーカリー&カフェ」が出店した。

 レストランはパスタやスイーツを提供。パン店では焼きたてパンやコーヒーをテークアウトでき、店内で海を眺めながら軽食も楽しめる。

 割烹小幡は港や市街地を一望できる市内有数の老舗料亭で、1998年に廃業した。2009年に米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した映画「おくりびと」で主人公が働く葬儀社のロケ地となった。

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