東北楽天3連勝ならず 岸5失点、10勝目逃す

2回ソフトバンク2死二、三塁、釜本に3ランを打たれ、小山投手コーチ(75)と話す東北楽天先発の岸(11)(佐藤将史撮影)

 東北楽天は投打に元気なく完敗。連勝が2で止まった。

 先発岸は6回5失点で10敗目。二回、釜元の3ランなどで5点を先取され、試合をつくれなかった。打線は0-5の三回に浅村の18号ソロ、六回は辰己の適時打で追い上げたが、七回以降は継投にかわされた。

 ソフトバンクは先発笠谷が6回2失点と好投し、2カ月ぶりの白星となる3勝目を挙げた。

▽勝 笠谷16試合3勝4敗
▽敗 岸25試合9勝10敗
▽本塁打 釜元1号(3)(岸)浅村18号(1)(笠谷)栗原20号(1)(福井)

「良くなるのが遅すぎた」

 東北楽天の岸は立ち上がりでつまずいた。リーグ戦の今季最終登板は二回にまさかの5失点。3年ぶりの2桁勝利となる10勝目をつかめなかった。三回以降は復調しただけに、「良くなるのが遅すぎた。自分の数字は別にして、チームがこういう展開で負けてしまい申し訳ない」と悔しさをにじませた。

 二回は1死一、二塁から3長短打に足を絡められて5失点。痛恨の一発となった釜元の3ランは外角高めの直球を左翼席へ運ばれ、「ちゃんとコントロールができていなかった。うまく打たれた」と唇をかんだ。

 三回からは本来の低めへの制球を取り戻した。五回までは三者凡退に打ち取り、六回はカーブやスライダーを決め球に3奪三振で締めた。「点を取られてからはしっかり抑えられた。そこはプラスに考えたい」。クライマックスシリーズ(CS)に向け、修正する箇所はしっかりつかんだようだ。

 レギュラーシーズンは残り2試合。25日はオリックス戦、27日はロッテ戦が控える。この両チームのうち、優勝を逃したチームがCSファーストステージの相手となる。石井監督は「気が緩むことなく、緊張感をしっかり持って戦いたい」とチームの引き締めを強調した。
(佐々木智也)

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