河北抄(10/26):仙台市内の住みたい街アンケートでトップの…

 仙台市内の住みたい街アンケートでトップの常連なのが太白区長町エリア。「南の副都心」はJR東北線、市地下鉄南北線の駅があり、買い物もしやすい。

 長町の身近な話題を伝える月刊の地域情報紙「長町ゆとり~と」があすで23周年を迎える。1998年に創刊。まちづくりグループ「長町まざらいん」のメンバーが取材、編集し、今月で258号を数える。発行部数8400。本紙朝刊の折り込みとして地区内に配られる。

 長町かいわいの人々に焦点を当てた「口伝(くでん)・長町物語」が隔月で載る。街と歩んだ住民の思い出に、担当の阿部重憲さん(74)が耳を傾け、文字に起こす。

 2012年に始まり、人生経験豊かな35人がこれまで登場。飾らない語り口につい引き込まれる。ご本人が目の前にいるようだ。過ぎし日の喜怒哀楽が、オーラルヒストリーとなって次代に残る。

 広大な「あすと長町」が誕生し、新住民も増えた。利便性を求めるだけでは味気ない。江戸期に奥州街道の宿場町で栄えた長町。ゆとり~とを携え、辺りを巡れば、出会いや発見がきっとある。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る