若い人たちの投票率が上がらないのはなぜ? どうしたら上がる? 大学生の議員インターンシップ(就業体験)を運営するNPO法人ドットジェイピー(東京)で広報スタッフを務める東北学院大教養学部4年今野響喜さん(21)に聞いてみた。(編集局コンテンツセンター・佐藤理史)
「投票に行っても、自分の生活は良くも悪くも変わらない。だったら、行く意味がないという若者は多いと思います」
「でも、議員さんと直に接すれば、印象はがらっと変わるはずです」
今野さんは1年の春、宮城県議吉川寛康さん(52)の下でインターンシップに参加した。
「政治家は堅くて、接しづらいと思っていました。親身に話を聞いてくれるし、地域を真剣に考えているんだと知りました」
議員と共に被災地を訪れるなどの活動を通し、地域の課題や活性化策に興味を抱くようになった。2年から運営側に回り、大学生への周知や議員への受け入れ依頼に汗を流した。3年秋からの半年間、宮城支部代表も務めた。
春夏の年2回、2カ月間行われるインターンシップには県内の学生約100人が参加する。受け入れ側は国会から地方議会まで約30人の議員がいる。
活発に思えるが、今野さんは「学生の数が隣接県より多い割には、政治に高い関心を持つ人は少ないように感じます」とこれまでの活動で得た感触を話す。
若い人の投票率アップは1998年のドットジェイピー設立からの目標だが、実現は道半ば。課題の根っこと感じているのは学生と議員の距離だという。
「コロナ禍の学生はそもそも大人と接する機会が少なく、実社会で進むべき道が見つけにくくなっています。議員も地域によっては周囲に若者が少なすぎて目に入っていません」
「互いに一歩近づけば、学生は政治への関心、議員は若者向けの政策がそれぞれ生まれるのではないでしょうか」と力を込める。
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