(102)草山のすつかり刈られ秋の風/大須賀 乙字(1881~1920年)
さみしいと言わないでさみしいと感じさせる。一陣の風に、その季節の感じだけでなく、人間の心情も自然の変化に重ねて突っ込んでしまう。そんなところがこの句のポイントだと思う。無造作に置かれた「すつかり」が…
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