閉じる

(106)爛々と虎の眼に降る落葉/富澤 赤黄男(1902~1962年)

 虎が虚空を見つめています。獲物を狙っているのかも、休息をとっているのかもしれません。眼(まなこ)には降りしきる落ち葉が映ります。爛々(らんらん)という描写で虎の鋭い眼光や、色とりどりの葉がひらめく様…

関連リンク

秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

ライブカメラ