衆院選と宮城知事選 石巻、多賀城、栗原も開票遅れる

石巻市役所

 10月31日に投開票された衆院選と宮城県知事選では、仙台市以外の県内自治体でも投開票トラブルが相次いだ。石巻市では全体の開票終了が約4時間半遅れ、1日午前6時すぎにずれ込んだ。多賀城市は小選挙区の開票が約3時間20分、栗原市は全体の開票が約30分遅れた。

 石巻市選管によると、遅れは比例代表の集計漏れが原因。投票総数が投票者数より約4000票少なく、数え直しても一致せず、対応を協議していたところ、開票台に未集計の票があるのを見つけた。本来の作業場所が混雑していて開票台で票を点検したが、集計に回すのを忘れたという。

 多賀城市は小選挙区と最高裁裁判官の国民審査で、それぞれ1投票所の投票者数を表計算ソフトに入力する際に誤りがあった。国民審査の作業中、投票者数と開票状況の食い違いに気付き、県議補選を含む五つの選挙の投票者数の記録と入力内容を突き合わせたため、確認に時間を要した。

 栗原市では一時、県選管システムへのデータ入力ができなくなった。投票者数の記録に誤りが見つかり、確認に手間取った結果、締め切り時間までに入力が間に合わなかった。トラブルは約15分後に解消したが、午後10時50分時点の小選挙区と知事選の開票中間速報が発表できなかったほか、1日午前0時半を見込んだ作業終了が約30分遅れた。

 白石市でも小選挙区の投票総数が投票者数を1票上回った。投票用紙を二重交付したとみられる。

河北新報のメルマガ登録はこちら
先頭に戻る