<まちかどエッセー・佐藤広行>お宮町スタンプラリー

 さとう・ひろゆきさん 1961年仙台市生まれ。東北学院大卒。会社勤務を経て、96年ペットショップさまん設立、代表取締役。2009年より、東北放送ラジオのペット番組にレギュラー出演。10年宮町商店街振興組合理事長。青葉区在住。

 私が、宮町商店街振興組合の理事長を仰せつかったのは、2010年春です。1期が2年ですから、もう6期目に入りました。就任した時には、商店街としての重要なポストをこんなに長く仰せつかるとは想像もしませんでした。

 七夕やお宮町秋まつりは毎年企画されますが、趣向を変えながら活動してきました。新たな企画としては「まちゼミ」や個店の電気・通信料など経費削減の呼び掛けも行っています。

 新型コロナウイルスまん延防止のため今年、お宮町秋まつりは初めて中止を余儀なくされましたが、初企画として10日から30日までお宮町スタンプラリーが開催されます。スタンプラリーは、組合員の中から6人の委員を選び、外部の専門講師もお呼びして夏から大きな会議を4回開いて準備を進めてきました。

 お宮町の「歴史ブック」に、参加店の中から3軒のスタンプを押してもらえば、クーポンがもらえたり、先着100人には初お披露目の「令和版お宮町手ぬぐい」(がんじースタジオ作)がもらえたりと、楽しい企画になっています。

 歴史ブックは、町のシンボルである東照宮や仙岳院の歴史をはじめ、お宮町の謎や埋もれた歴史をたくさん紹介しています。

 歴史を知ることは、気づきにつながったり、懐かしさを覚えたりすることでしょう。何より地域への愛着が深まることと思います。ぜひ、手に取ってください。そしてスタンプを集めてクーポンを使い、楽しんでもらえたら幸いです。

 宮町商店街振興組合の歴史についても少しお話ししましょう。1987年の発足で、組合員数は108軒でスタートしました。現在は、86軒の仲間と共に活動中です。ちなみに発足当初から今なお加入している店舗はわずかに15軒です。宮町商店街といっても、店舗は新旧が入れ替わりながら継続しているのです。

 私もお宮町という長い歴史の中の一ページを、商店街の仲間と作り上げていると実感しながらこのイベントに取り組んでいます。

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まちかどエッセー

 仙台・宮城在住の執筆者が、それぞれの活動や暮らしで感じたことをつづります。


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