仙台市太白区でワイン醸造所「秋保ワイナリー」を運営する仙台秋保醸造所は、自社の畑で栽培したブドウを使った赤ワイン「クラフトバレーブレンド ルージュ」を発売した。「パッシート」と呼ばれる製法で自社のブドウを陰干ししてから造ったワインを、別のワインとブレンド。甘みや味わい深さが特徴だ。
クラフトバレーブレンドは、自社栽培のブドウのワインをブレンドして造る新シリーズで、ルージュが第1弾。2016~18年に秋保の畑で収穫したメルロー種のブドウで造ったパッシートのワインと、契約農家が栽培した20年の山形産、山梨産のメルロー種のワインをブレンドした。パッシートの割合は14%弱。
ドライフルーツのような香りや味わいが特徴で、甘みの中にブラックチョコレートのようなほろ苦さが感じられるという。
パッシートはイタリアで用いられる製法で、ブドウを風通しのよい室内で陰干しして糖度を高め、半分乾燥した状態でワインを造る。国内での生産は珍しい。秋保ワイナリーは南北を山に挟まれた谷間に位置しており、冷涼な気候と吹き抜ける風を生かして陰干しぶどうを作った。
同社は15年にブドウ栽培をスタートさせた。これまでは収量が安定しないため、自社ブドウのみのワインは一般向けに販売せず、契約農家のブドウで醸造したワインのみ販売していた。初めての自社ブドウのみのワインを年内にも売り出す予定だが、より多くの人に秋保産ブドウを使ったワインを届けたいと、ブレンドによる新シリーズを企画した。
醸造所の鈴木大介さん(28)は「パッシートを活用した秋保ならではのブレンド。凝縮された甘みや香りを感じ、ブレンドによる飲みやすさもある」と話す。2本購入し、1本は1、2年熟成させて味の変化を楽しむのもお勧めという。
750ミリリットル3960円。5000本限定。秋保ワイナリーなどで販売する。
毎週木曜日・仙台圏で42.9万部発行の「河北ウイークリーせんだい」。歌ったり踊ったり楽しいキャンペーン実施中。抽選でプレゼントも当たります。
東北の未来に向けて、みんなで手を取り合い、様々な活動に取り組んでいます。
SDGsマインドの向上をはかるための「みやぎSDGsアンバサダー」育成プログラム活動を紹介中!
2022年度企画準備中!詳しくはWEBサイトへ
あしたをつくる、地域の新たな可能性
東北6県7新聞社が東北全体の活性化を目指し明るい未来の創造を目指します
みやぎの職場を元気に健康に!健サポフレンズも新規会員募集中
特選不動産情報(毎週金曜日更新)
仙台「四方よし」企業大賞
Job探:仙台・宮城の求人情報
みやぎのいいものご案内!47CLUB
宮城の赤ちゃんへ贈ります「すくすくばこ」好評受け付け中!
LINEスタンプ「かほピョンとなかまたち」
宮城県からのお知らせ
みやぎ復興情報ポータルサイト
杜の囲碁サロン
Copyright © KAHOKU SHIMPO PUBLISHING CO.