「あまりというか、こんな経験は一回もないです」
最終登板となった10月25日のオリックス戦(楽天生命パーク宮城)。田中将は8回2失点で相手のエース山本に投げ負け、10試合連続でチームに勝利を届けらず自嘲気味に振り返った。
パ・リーグ5位の防御率3・01ながら、23試合で4勝9敗。負け数は日本でのワースト記録で、黒星先行は初の屈辱だ。2013年のレギュラーシーズンで開幕から無敗のまま貯金24をつくり、チームを日本一へ導いた「優勝請負人」が、今季は投手陣最多の借金5。「自分の責任が大きい。チームに迷惑を掛けた」と受け止める。
勝ち星に恵まれなかった最大の要因は、少な過ぎる援護点だ。自身の登板中、打線は167イニングで総得点40。7本塁打のうち5本がソロで、複数得点は10イニングのみ。4点以上入ったのは3試合にとどまる。9イニング当たりの平均援護点は2・16しかない。
「自分がコントロールできる部分にフォーカスする作業は変わらない」。右腕は辛抱強く、打者と向き合い続けた。共同通信デジタルによると、12球団で2000球以上を投げた投手のうち、ストライク率は2位の68・4%。1イニングに要する球数は約15球と少なく、11度のハイクオリティースタート(7回以上で自責点2以下)を達成するなど安定感は群を抜いた。不自然なほど白星が付いてこなかった。
ただ、リードを守り切れなかった側面もある。味方が先制点を挙げた9試合の成績は3勝2敗、防御率3・57。同点かビハインドで降板したのは6試合だった。不意の一発で競り負けた試合も少なくなかった。被本塁打は自身最多タイの17本。13本は2球目以内に打たれた。相手は追い込まれては厳しいと腹をくくり、初球から積極的に振ってきた。
9月20日のソフトバンク戦(楽天生命パーク宮城)はその典型だった。3点リードを生かせず、2本塁打を浴びて逆転負け。デスパイネには2球目、栗原には初球を捉えられた。
クライマックスシリーズ(CS)敗退から一夜明けた8日、自身のツイッターでファンへの感謝を伝えた後、率直な胸の内をつづった。「悔しい! 俺は悔しいよ」
8年ぶりの杜の都でのシーズンはCSでの登板もなく、不完全燃焼のまま幕を閉じた。
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